白菜の漬物を簡単に作る話
冬になると親父がよく作っている白菜の漬物。今年はコロナで実家にも帰れないので試しに作ってみました。意外と簡単につくれたのと押さえておくポイントがいくつかありましたのでご紹介します。
まず材料ですが、少なくとも
白菜
塩(白菜の重量の3%)
あればあるで良いもの
昆布
唐辛子
柚子など
白菜、一玉を3つか4つに割って天日に1日干す。別に半玉でもなんでもOKです。
よく洗って水を適当に切る。ほこりとか土がついているので、それなりに洗いましょう。
漬物を漬ける入れ物が無いので、大きな破れにくいしっかりした袋を用意する。ジップつきのものがベターです、うちは富澤商店の2kgの小麦粉が入っている袋。たくさんあるのだ。
塩を白菜の重さの3%測って、白菜の葉っぱの間にすり込む。2枚間隔くらいで十分。塩は全部使う、もし余ったら袋に入れる。塩がついた白菜を袋に入れる。
適宜、昆布や唐辛子、柚子なんかを入れてもいいでしょう。私は何も入れないことが多いです。
袋のふたを閉めずに足で踏む。なんかこうぐいぐいと白菜に重みをかけてやる様な感覚、繊維を断ち切ってやる的な。でも芯は硬いので足が痛いしご注意ください。
1-2分踏んだら少し水が出てくるので、袋から水がこぼれない様に注意して上にダンベルをおく。白菜の重量の3倍とかなんとか言いますが、うちは4kgが2つあるのでそれ。
万が一水がこぼれても良い場所に置いて、しばし。3-5時間くらい。結構タプタプと水が出てくるので、白菜が水から出ないようになれば、重りを下ろしてプラスチックケースに入れる。
2-3日目から食べれます。4分の1分くらいずつ取り出して、水で洗って塩を流す。ギューって絞って、細ーく包丁でカット。それをまたまたギューって絞って絞って絞って、出来上がり。残ったら冷蔵庫で保管。1週間くらいで食べ切りましょう。
漬けて2-3週間経ったものは発酵が進んでより美味しくなります。
私はこれを白菜鍋に入れて食するのが大好きです。それはまた別の機会に紹介します。
漬物石や漬け床がなくても簡単にできます。
このやり方で高菜も漬けました。
白菜だけで作る理由はそんなに大したものではありません。昆布を入れると旨味は増しますが、昆布がヌルヌルとして、白菜が洗いにくいんですよね。それだけです。気にならない方は是非入れて作ってください。適宜良いお好みを試してみてください。
なおこの白菜は真ん中の美味しいところを鍋で食べたものです。真ん中が有ればあるでもちろん美味しいですよ。